今回ご紹介するのは「かえるの絵本」です♪
かえる♪ジャンプはぼくも得意♪
そうね♪
かえるの絵本っておもしろいものがたくさんあるのよ♪
へぇ~♪よんでよんで~♪
どれにする?
かえるの絵本ランキング♪
1位 999ひきのきょうだいのおひっこし
999匹ものかえるたちがぴょんぴょんと列をつくって大移動♪その先にはたくさんの危険が待ち受けています!
小さな池に999匹のかえるの兄弟たちが
暮らしています。
かえるたちが成長し池がせまくなってくると、
「みんなでおひっこしだー」
とお父さんの一声で、
お引越しが始まります♪
お父さんを先頭に999匹のかえるの兄弟たちが
長い長い列を作って大移動♪
そんなかえる達にトンビが襲いかかります!
なんと、お父さんかえるを
「ぐわしっ」
と足でつかみ飛び上がろうとするトンビ!
そのお父さんに次々飛びつく
999匹のかえるの兄弟たち!
空高く舞い上がったトンビの足には、
まるで紐が垂れ下がっているように、
かえる達がくっついています笑!
ワクワクドキドキがとまらない♪
かえるたちの大冒険です♪
999匹がぶら下がったら、どれくらいの長さになるのかなぁ?笑
あっ、かえるさん達どうなっちゃうんだろう!
作:木村研
絵:村上康成
出版社:ひさかたチャイルド
読み聞かせおすすめ年齢:3歳~
ひとり読みおすすめ年齢:5歳~
2位 カエルのおでかけ
かえるって雨が好きですよね♪雨の日を存分に満喫するかえるさんのお話♪人とのあまりの違いに、なんだか笑えてくる絵本です♪
「おっ あしたはいいてんきになりそうだ。」
テレビをみていたカエルは言いました。
次の朝。
外はものすごい雨…。
「やったー!」
カエルにとって雨は何よりもいい
てんきなんです。
自転車に乗りこみでかけるカエル。
全身びしょぬれです笑
街を通り抜けるカエル。
傘をさしていないのはもちろんカエルだけ。
お店に立ち寄り、
できたてサックサクのカツバーガーを買うと
公園へ向かいました。
プールのように水びたしの公園にイスを置くと、
雨にぬれて、でろでろのぐちょぐちょになった
カツバーガーを
おいしそうに、
ほおばります笑
「しょくじのあとは ひとやすみ」
大雨の中、だれもいない公園で一人
雨にあたるカエル。
すると、だんだんと雨が止んできます。
「はやくかえらないと、雨がやんじゃうよ!」
カエルは急いで帰ります。
なんだか、あべこべの世界ですが、
うれしそうなカエルを見るたび、
不思議な気持ちになる絵本です♪
カエルさんは雨が好きなんだ~、ぼくは水が嫌いだけど…雨の良さおしえてもらおっと♪
作・絵:高畠那生
出版社:フレーベル館
読み聞かせおすすめ年齢:3歳~
ひとり読みおすすめ年齢:5歳~
3位 オレ、カエルやめるや
突拍子もないことを言い出すカエルの子♪そんなカエルの子を受け止め、しっかり話し合うカエルのお父さん♪こんな親子の会話、素敵ですね♪
「あのさ、おとうさん。オレ、ネコになることに
するや。」
とカエルの子が突然言い出します。
「おまえはカエルだから、ネコにはなれないよ」
と言うカエルのお父さん。
「じゃあオレ、ウサギになることにするや。」
と、カエルの子。
ウサギにはなれないと話すお父さんに
「なんで?ほらピョンピョンとべるよ!」
それを聞いたお父さんは
「でも耳が長くないよ」
と言います。
なんでカエルが嫌なんだと尋ねるお父さんに
「なんだかヌルヌルしてるしさ」
と答えるカエルの子。
その後も、
ブタになることにするや、
フクロウになることにするや、
と他の動物への憧れがやまない様子のカエルの子。
そんなカエルの子に、お父さんカエルは
「クルンとまいたしっぽもないし、ブタのエサだっ
て食べられないだろ」
「つばさがないし、物知りじゃない、頭をクルクル
まわせないじゃないか」
と懸命に説得します。
そこへ、やってくるのがオオカミです。
オオカミの言葉にカエルの子ははっとします。
カエルでよかったと安心するカエルの子。
オオカミはどんな話をしたのでしょうか?
自分以外の何かになりたい気持ちって
ありますよね♪
ぼくはね~ライオンになることにするやっ笑
文:デヴ・ペティ
絵:マイク・ボルト
訳:小林賢太郎
出版社:マイクロマガジン社
読み聞かせおすすめ年齢:4歳~
ひとり読みおすすめ年齢:5歳~
4位 10ぴきのかえるのプールびらき
とても元気な10ぴきのかえるが水たまりをプールに変身させます♪
梅雨どきに雨が降りつづきました。
ひょうたんぬまの10ぴきのかえるは
うれしそうに遊んでいます。
ぴっとん。ぴっとん。
雨がやむと、10ぴきのかえるは雨上がりの野原に
行ってみることにしました。
すると、野原の真ん中に大きな水たまりを
見つけます。
「この水たまり 池みたい」
「池っていうよりプールみたい」
「そうだ!この水たまり、すてきなプールにしちゃ
おうか」
みんなワクワク話し合いました。
お花でパラソルを作り、
葉っぱでボートや滑り台を
つくります。
完成したプールに虫たちが集まってきました。
ぱしゃぱしゃ
すーいすーい
およいで遊んだあとはボートレース!
「それいけ、それいけ、わっせい、わっせい!」
ぼっちゃーん!
たいへん。
いもむしが水におちてしまいました。
10ぴきのかえるは夢中でいもむしを水から
引きあげます!
10ぴきのかえるは元気で仲良し、
そしてとても優しい、
見ているだけで楽しくなる絵本ですよ♪
ぼくは水が嫌いだからな…
でも楽しそうだなぁ♪
仲間に入りたいなぁ♪
作:間所ひさこ
絵:中川道子
出版社:PHP研究所
読み聞かせおすすめ年齢:3歳~
ひとり読みおすすめ年齢:5歳~
5位 2ひきのカエル そのぼうきれ、どうすんだ?
2ひきのカエルが会話をしていますよ♪おもしろい会話ですが、でも笑って聞き流してはいけません!まさかの展開が待っています!
「なんでまた そんな棒切れ かかえてるのさ?」
大きな池の真ん中、スイレンの葉っぱの上で
2ひきのカエルが話をしています。
「こりゃ犬よけ棒だ。つまりな、犬のやろうがとび
かかってきたら、この棒でバンバーン!ってやっち
まう、ってわけさ」
それを聞いたカエルは辺りを見回しますが、
犬なんてどこにもいません。
「今はいないかもしれねぇよ。でももし犬がここま
で泳いできたら、おれたちくわれちまうぜ」
それを聞いたカエルはあきれて言います。
「犬なんてこの辺りじゃ見たことすらないね」
すると、棒切れを持ったカエルが言いかえします。
「もし犬と散歩に来たやつが、ボールをここまで投
げてよ『さぁ、ボールとっといで』って言ったらど
うすんだ?犬はよろこんで池に飛び込んで、泳いで
きちまうぞ。」
もう1ぴきのカエルは言います。
「それより、カワカマスやアオサギにくわれる心配
をしろよ」
そのとき!
カワカマスが大きな口をぐわっとひらいて2ひきの
カエルを飲み込もうとします。
しかし!
そこへアオサギがとんできて2匹のカエルをぱくっ!
とくわえてとびあがろうとします。
ところが!
あの棒切れがつっかえて、アオサギは2ひきを
飲み込めません。
2ひきのカエルはジャンプ!
池に飛び込みます!
意外な展開にびっくりします♪
2ひきのカエルの会話に
どんどん引き込まれていきます。
想像力を掻き立てられる絵本です♪
話してみないと相手の考えってわからないもんだよね~♪
作・絵:クリス・ウォーメル
訳:はたこうしろう
出版社:徳間書店
読み聞かせおすすめ年齢:5歳~
ひとり読みおすすめ年齢:6歳~