今回は小学2年生におすすめの絵本をご紹介します♪
小学2年生でも絵本を読むの?
小学2年生に読んでほしい絵本があるのよ♪
おもしろいの?
大丈夫♪
おもしろい絵本ばかりよ♪
小学2年生におすすめの絵本♪
ひっこしだいさくせん 5ひきのすてきなねずみ
ねずみたちが作るお家がとっても素敵なんです♪アイデアのつまったお家に心ときめきますよ♪
5ひきの個性豊かなねずみたちが、ひっこしの
相談をしています。
あちらこちらをさがすうち、まちのゴミおきばに
やってきました。
「これ みて!」
「たからもののやまだ!」
きらきらかがやくネジやクギ。
パイプやあきかん、
古時計。
ここにはすてきなものがたくさんありました。
「ねぇ みんな ぼくたちいえをつくろうよ」
5ひきはこの場所に自分たちの家をつくることに
しました。
こわれた扉を見つければ、切っておうちの
床にします。
大きな赤いいすは、さかさまにして屋根にします。
古時計は食品ちょぞうこに、
われかけのカップはお風呂に、
5ひきのすてきなおうちができあがりました♪
このおうちが本当に素敵なんです♪
5ひきそれぞれがつくった寝床も、かわいくて、
うっとりします♪
いいな~ぼくも入れてほしいなぁ~♪
作・絵:たしろちさと
出版社:ほるぷ出版
105にんのすてきなしごと
お家で準備をはじめる105人の人たち♪準備の仕方ってそれぞれ違いますね♪105人それぞれのお家をのぞいているようでおもしろいです♪
大きなまちのあっちの家や、こっちの家、
そしてはしのむこうの家の中で、
105人の人達が仕事にでかける用意をはじめました。
まずはでかける前のお風呂。
シャワーだけの人もいれば、
ゆぶねにつかる人、
ゆぶねの中で本を読む人、
あわのお風呂でうたをうたう人。
お風呂から出れば、
いいにおいのパウダーをかける人、
ひげをそる人、
ハサミでひげのかたちをととのえる人。
みじかいくつ下、
ながいくつ下、
くつ下どめを使う人もいます。
男の人たちは、ながそでの白いシャツをきて、
ボタンをとめます。
それから黒いズボンをはきます。
たったままズボンをはくのが45人。
すわってはくのが47人。
女の人のうち8人は黒い長いスカートをはきました。
4人は黒い長いドレスをきました。
あとのひとりは白いブラウスをきて、
黒いジャンパースカートをはきます。
ネックレスやイヤリングをつける人もいますが、
ブレスレットはだれもつけません。
仕事のじゃまになるからです。
読みながら、なんのお仕事をする人たちだろうと
気になってきます。
でかける前の準備って、人それぞれ個性がでる
ものですね♪
ほんとに、ひとのお家のぞいてるみたいだ♪
文:カーラ・カスキン
絵:マース・シーモント
訳:なかがわちひろ
出版社:あすなろ書房
ロバのシルベスターとまほうの小石
魔法の小石を見つけたのに、思いがけず誤った使い方をしてしまったロバのシルベスター。読み始めると夢中になっちゃう絵本です♪
ロバのシルベスターの楽しみは、かわった色の
小石を集めることでした。
ある雨の日、シルベスターはきみょうな小石を
みつけました。
もえるように赤くひかっていて、びー玉のように
まんまるでした。
はだにあたる雨がつめたく感じられた
シルベスターは
「雨がやんでくれたらなぁ」
といいました。
すると、おどろいたことに雨がやみました。
魔法がかかったせいだとさとったシルベスターは、
この小石にその力があるに違いないと思いました。
ためしに
「もういちど雨がふらないかなぁ」
というと、
空がくもり、雷がなって、
雨がどっとふりだしました。
シルベスターはよろこんで、
急いでうちへかえりました。
ところが、
草のしげみからこちらをうかがっている
ライオンをみつけます。
シルベスターはたまげてしまいました。
これほどきもをつぶさなかったら、
ライオンをけしてしまうか、
じぶんがうちへとびかえるように、
ねがっていたでしょうに…
シルベスターは
「ぼくは岩になりたい」
と言ってしまいます。
ライオンはさっととびかかってきましたが、
岩をさんざんかぎまわり、
ふにおちないかおになって、
ひきあげていきました。
ところで、シルベスターは岩になって
しまいましたから、
すぐそばにころがっている魔法の小石を
拾うことができません。
岩になってしまったシルベスターは、
もとの姿にもどることができるのでしょうか?
小学2年生の国語力・語彙力をきたえる
すばらしい絵本です♪
ぼくは「早くおやつの時間になりますように」ってお願いしようかな♪
作・絵:ウィリアム・スタイグ
訳:せたていじ
出版社:評論社
うさぎのさとうくん
うさぎのさとうくんの、ほのぼのとしたある日のできごとが7話語られています♪
さとうはねるくんは、うさぎになりました。
それからずっとうさぎとしてくらしています。
「ちいさないけ」では、うさぎのさとうくんが
にわのうえきにホースで水をやっています。
ホースはいえのよこをおとって、
うしろの森に入っていきます。
ホースは森をぬけ野原をぬけ、
小さな池までつながっているようです。
そこでは、いけがホースを口にくわえ、
ぷうぷうと水をふきこんでいます。
「ほしのよる」では、
うさぎのさとうくんがてんもんだいで、
りゅうせいぐんがくるのをまっています。
りゅうせいぐんがやってくると、
なんと、あみをつかって、
ふってくるながれぼしをうけとめました。
てんもんだいの中はほしでいっぱいになりました。
うさぎのさとうくんといっしょに想像する楽しさを
あじわってもらいたい絵本です♪
さとうくんはうさぎになったんだね♪ねこもいいよ♪
作・絵:相野谷由起
出版社:小学館
水おとこのいるところ
美しい水おとこが現れる神秘的なお話です♪心やさしい水おとこのかえる場所はあるのでしょうか♪
だれかが じゃぐちをあけたままにしていったようです。
ひらいたじゃぐちから出てくる水が、
たまって、
はねて、
すべって、
おちて。
とうとうひとりのにんげんができあがりました。
青く、せの高い、水おとこはこうして
うまれました。
水おとこの通ったあとはどこもかしこも水びたし。
人々は
「水のかたまりがあちこちぬらして歩いているぞ」
とさわぎたてました。
ですので、水おとこは夜にそっと
でかけるようになりました。
とちゅうで、
花をみつければ水をやり、
よごれたまどをあらってやり、
犬には体をなめさせてやりました。
それでも、人々は水おとこをおいかけまわしては、
たるでとらえようとし、
ポンプですいとってやろうとしました。
すると水おとこは
ときには井戸の中へ、
ときにはサイダーびんの中へと
すがたを消すのでした。
ある日、ひどいあらしがやってきました。
大つぶの雨が町をすっかりのみこんで
しまいました。
すると、
「おいで ここへ帰っておいで」
と話しかける、ふしぎな声がきこえてきました。
雨の声が水おとこをよんでいるのです。
水おとこが美しくてかっこいいですよ♪
絵も素敵です♪
ぜひ読んでみてください♪
水おとこ、かっこいい♪ぼくのとこにも来ないかな~♪
作:イーヴォ・ロザーティ
絵:ガブリエル・パチェコ
訳:田中桂子
出版社:岩崎書店
でんせつのきょだいあんまんをはこべ
とても引き込まれる絵本です♪アリがあんまんを運ぶ描写が、古代人が宝を運ぶように描かれ、壮大で大迫力の展開になっていきます♪オチもあって笑いもあります♪
アリたちが、雪山のような巨大なあんまんを
発見します。
アリの長老は言います。
「あれはあんまんというものじゃ。
でんせつによれば
まんじゅうのおうさまみたいなやつで、
なかみはあんこがたっぷりなのじゃ」
アリたちはどよめきました。
さぁ!この巨大なあんまんを、
どうやって巣穴まで運ぶのでしょうか?
アリたちは西洋の古代人のように描かれ、
巨大あんまんを運ぶ、
壮大で大迫力の冒険物語となっていきます!
こんな緊迫感のある大きなスケールで
アリの行列をみたことがあるでしょうか笑
最後の最後にオチがまっています笑
大人が読んでも読みごたえ抜群!
文章が重厚で、引き込まれます♪
小学2年生に是非読んでほしい
すばらしい絵本です!
アリってこんなにかっこいいんだなぁ♪
作:サトシン
絵:よしながこうたく
出版社:講談社