子どもたちに年間1000冊読み聞かせしてきた母が、今回は「ねこの絵本」の中から、買っておくべき絵本、子どもたちに読ませるべき絵本を厳選してご紹介します♪
読んできたねこの絵本の中から特に、子どもたちがよろこんだ絵本、反応が良かった絵本をご紹介します♪
今回ご紹介するのは「ねこの絵本」よ♪
やった~♪ぼくの絵本見たい♪
うん♪ねこの絵本はおもしろいよ♪
ねこの絵本ランキング♪
1位 なまえのないねこ
作:竹下文子
絵:町田尚子
出版社:小峰書店
読み聞かせおすすめ年齢:3歳~
ひとり読みおすすめ年齢:4歳~
絵本の大きさ 縦:27.6㎝ 横:21.7㎝
名前を持たないのらねこが、名前をもっている
ねこたちのもとをまわっていきます。
靴屋のねこはレオ。
「ぼくの名前はライオンという意味なんだぞ。」
本屋のねこはげんた。
げんたのげんは元気のげん。
八百屋のねこはチビ。
「いやぁ、これでも昔は小さかったんだけどね。」
それぞれのねこが名前を持ち、名前の意味を
持っています。
名前を持たないのらねこは
「いいな。ぼくも名前ほしいな。」
と言います。
自分の名前をさがしながら
街を歩きまわりますが、
みつかりません。
そこへ、女の子が現れます。
「きみ きれいなメロン色の目をしているね。」
そのやさしい声に、
のらねこは気づきます。
ほしかったのは名前じゃないんだ。
名前を呼んでくれる人なんだ。
名前があるということは、居場所がある
ということなのかもしれません。
のらねこについた名前とっても素敵ですよ♪
是非読んでみてください♪
2位 どろぼうねこ うみのうえ
文:こまつのぶひさ
絵:かのうかりん
出版社:文芸社
読み聞かせおすすめ年齢:5歳~
ひとり読みおすすめ年齢:6歳~
絵本の大きさ 縦:24.3㎝ 横:21.7㎝
街の商店街をなわばりにするねこがいました。
名前を「どろぼうねこ」といいます。
ある日どろぼうねこの前に
うみねこ(カモメの仲間)がまいおりてきます。
かつおのむれをみつけたと話すうみねこは、
魚探しの名人です。
海のむこうにきらきら光るのがかつおのむれだと
おしえてくれました。
かつおが食べたくなったどろぼうねこは、
街の商店街の顔なじみの魚屋さんに向かいます。
そこで、かつおがとれないと聞かされます。
どろぼうねこの目がぎらりと光りました。
どろぼうねこは仲間のねこたちを集め、
作戦を伝えます。
その作戦とは?
うみねこ(カモメの仲間)の案内のもと、
漁師の船をひきつれ、大海原へのりだすのです!
見たこともないような、かつおのむれをみつけた
どろぼうねことその仲間、そして漁師たち!
漁師たちは久しぶりのかつおのむれを
むかえうち、これでもかと釣り上げるのでした。
この絵本はどろぼうねこの手腕や人望がとっても
かっこいいんです!!
どろぼうねこのファンになっちゃいますよ♪
3位 ねこのけいさん
作・絵:浅沼とおる
出版社:フレーベル館
読み聞かせおすすめ年齢:3歳~
ひとり読みおすすめ年齢:5歳~
絵本の大きさ:縦:22.6㎝ 横:22.7㎝
塀の上にお腹をすかせた2匹のねこがいます。
ばんごはんの相談をしていると、
塀の下をねずみのとうさんが歩いてきます。
「ばんごはんがやってきたぞ。」
よろこぶねこたちですが、
ねずみは1匹。
ねこは2匹です。
くろねこが言いました。
「このねずみどうやら魚釣りに行くところだ。」
ねずみのとうさんは釣り竿を持っていました。
「ねずみが魚を釣るまでまとうじゃないか。」
ねずみが魚を1匹釣ったら、
くろねこがねずみを、ぶちねこが魚を
いただきます。
もしもねずみが魚を2匹釣ったら?
「そしたらねずみが魚を3匹釣るまで待てばいい。」
もしもねずみが釣り名人で、魚をたくさん釣ったら?
「そしたら魚を干して干物にしよう。毎日魚が食べられる。」
そんなことを話しながら、ねずみのとうさんが
もどってくるのを待っている2匹のねずみ。
一方、そんなことは知らないねずみのとうさんは、
「ただいま。」
「今日は1匹も釣れなかったよ。」
ねずみのとうさんは魚釣りの帰りでした。
笑
想像力や読解力を育むことができる、
とてもいい絵本です♪
4位 くろねこさん しろねこさん
文:得田之久
絵:和歌山静子
出版社:童心社
読み聞かせおすすめ年齢:2歳~
ひとり読みおすすめ年齢:4歳~
絵本の大きさ 縦:20.8㎝ 横:22.2㎝
真っ黒ねこのくろねこさんと
真っ白ねこのしろねこさんは
どちらも目の色が美しいです♪
遊びにでかけたくろねこさんとしろねこさん、
建物のかげに入ると
あれ?
くろねこさんがいない。
真っ白なシーツが干してある、
おや?
しろねこさんどこいった。
ねこが5匹います。
あれれ
いっしょにでかけた、くろねこさんと
しろねこさんはどこ?
つちぼこりをかぶった
くろねこさんとしろねこさん。
体が灰色になっちゃった。
くろねこさん、しろねこさん、
どっちがどっち?
やっぱり美しい目の色がたよりですよ♪
2歳頃から読み聞かせできる絵本です♪
5位 まるごとたべたい。
作:山脇恭
絵:小田桐昭
出版社:偕成社
読み聞かせおすすめ年齢:4歳~
ひとり読みおすすめ年齢:6歳~
絵本の大きさ 縦:24.7㎝ 横:20.7㎝
はらへった~
ととらくんが歩いていると、
道にベーコンが落ちているのを見つけます。
ベーコンが大好きなとらくんですが、
ひろったベーコンはちゃんと交番へ届けます。
「えらかったね。」
ニコニコ笑顔のおまわりさんは
「持ち主がこなかったらベーコンはとらくんの
ものだからね。」
とおしえてくれました。
とらくんはドキドキしながら、交番の屋根の上で
待つことにしました。
交番のおまわりさんのところへは、
犬が道を聞いたり、小さなねずみがお母さんを
捜しにきたりしました。
その度にとらくんははらはらしたけど、
ベーコンの落とし主ではありません。
そこへ、仲良しのくろくんがやってきます。
「おまわりさん、ベーコン
おっことしちゃったの。」
ベーコンの落とし主はくろくんでした!
「あのね。あのベーコンはね、
とらくんと半分こするんだよ。」
それを聞いたとらくんは
「やった やった」と大喜び!
ベーコンを食べる2匹の幸せそうなすがたが
とってもすてきな絵本です♪
6位 ニコとねずみのすてきなせかい
作:マンフレート・マイ
絵:ヨッヘン・シュトゥーアマン
訳:斉藤洋
出版社:フレーベル館
読み聞かせおすすめ年齢:5歳~
ひとり読みおすすめ年齢:6歳~
絵本の大きさ 縦:24.2㎝ 横:25.5㎝
ねずみが食べ物をかかえて巣穴にもどると、
とらねこが待ち伏せしていました。
「ちょ ちょっとまって!ぼくを食べなければ、
きっといいことがありますよ。」
ねずみは震える声で言いました。
そして、ねずみは助けてくれたら
『すてきなせかい』を見せると約束します。
それを聞いたとらねこはひとまずねずみについて
行くことにしました。
ねずみは魚屋さんの前まで走っていくと、
壊れたドアのすき間から中に入って、
大きな魚をひっぱり出してきました。
とらねこは魚にむしゃぶりつきました。
次に、ねずみは高い塀の下にとらねこを
つれてくると。
「このむこうに世界一大きいねこがいるんです。」
と言いました。
とらねこは世界で一番大きいねこは
自分だと思っていました。
塀をのりこえ、
すとんと飛び降りてみると、
なんと、おりの中にとてつもなく
大きいねこがねむっています!
実は、その大きなねこはとらだったのです。
とらねこは、気絶しそうになるのをなんとか
こらえて退散します。
その後もねずみの案内でジェットコースターに
のったとらねこは、もうぐったり。
ねずみの言う『すてきなせかい』に驚くばかり
のとらねこ。
世界の広さを味わう子どものようで、
ちょっぴりうらやましい、素敵な絵本です♪
どれもおもしろい絵本ですよ♪
どれにしようかな~♪
どれを読もうか?
ぜんぶ~♪
はい♪