毎日の子どもの寝かしつけ、
おだやかな気持ちで過ごしたいですね。
なかなか寝てくれない子どもにイライラしたり、
まだまだ残っている家事が気になったり、
おだやかにはいかないものです。
そんなママのために、
今回は子どももママの気持ちもおだやかにする
「寝かしつけに最適絵本」をご紹介します♪
子どもは安心することができて、初めてねむりにつくことができます。
おだやかな絵本時間は子どもの心を安心させます♪
子どもと一緒にここちよい寝かしつけ時間を過ごしていただけるよう、
是非お役立てください♪
わたくしきつねが「寝かしつけに最適絵本」ご紹介します♪
毎日子育てがんばってくれて、ありがとう。ママ。
ねかしつけに最適絵本♪
1位 おひめさまはねむりたくないけれど
作:メアリー・ルージュ
絵:パメラ・ザガレンスキー
訳:浜崎絵梨
出版社:そうえん社
おすすめ年齢:3歳~
文章量:やや多い
絵がとっても美しく華やか、心ときめく絵本です♪
「わたし まだ ねむたくないもん」
とおひめさまはいいます。
おうさまとおきさきさまは、そんなおひめさまにとっても優しく声をかけます。
「それでもパジャマには着がえましょうね」
お気に入りのほしぞらのパジャマに着がえたおひめさまはいいます。
「わたし まだ ぜんぜん ねむたくないわ」
おうさまとおきさきさまは、とてもおだやかにいいます。
「それでもねる準備はしましょうね」
まだねむりたくはないけれど、ふとんにもぐるのはだいすきなおひめさま。
あしをのばして、よこになるといいました。
「せかいじゅうの みんながねるの?」
おうさまとおきさきさまは優しく語りかけます。
ネコやクジラ、コウモリやクマがどんな風にねむるかを。
そして、おひめさまはおしえてもらった動物たちとおなじようにねむろうと想像します。
これがとっても気持ちよさそうなんです♪
美しい絵と相まって、こちらの心もここちよくなる素敵な絵本です♪
ねかしつけに是非お役立てください♪
2位 おおきなおおきなにんじん
文・絵:刀根里衣
出版社:小学館
おすすめ年齢:3歳~
文章量:やや少ない
ある日6ぴきのうさぎのきょうだいたちは、大きな大きなにんじんをみつけます。
うさぎたちは
「いちばんみんながにっこりする使いみち」
をかんがえます。
「ふねにしたらお魚さんと海をおよげるよ」
「ひこうせんにしたらせかいのおくの方までみわたせる」
「お花ばたけをつくったら、きっと空とたいように一番ちかいお花ばたけになるね」
白くてころころとかわいいうさぎのきょうだいたちは、小さいうさぎや大きいうさぎ、ノッポのうさぎなど個性豊かでとってもかわいいです♪
そして、6ぴきがいつも同じポーズをしています♪
6ぴきのかわいいうさぎに注目しながら読んでみてください♪
3位 よるくま
作:酒井駒子
出版社:偕成社
おすすめ年齢:3歳~
文章量:やや少ない
ねつけない男の子がママにお話をはじめます。
昨日の夜「よるくま」というくまのこがおうちにきたというお話です。
よるくまはおかあさんをさがしていました。
いっしょにさがしてあげる男の子ですが、よるくまのおかあさんはどこにもいません。
ハチミツやさんにも公園にも、よるくまのおうちにも、いないのです。
とうとう泣きだしてしまう、よるくま。
よるくまが泣くと涙でまわりが黒くなって、どんどん暗くなってくるのです。
真っ暗な世界になってしまった、そのとき、
流れ星が現れます。
男の子が流れ星に手をのばすと、
その流れ星はよるくまのおかあさんとつながっていました。
おかあさんにやっと会えたよるくまは、おかあさんにしっかりだっこされておうちに帰ります。
ベットに入るよるくまと男の子、安心してねむりにつくのです。
そして、実際の男の子もねむりにつくのです。
おかあさんがいれば安心するのですね。安心するとねむりにつくことができるのですね。
くまも人も同じかもしれません。
素敵な絵本です♪
4位 あかいてぶくろ
文:林木林
絵:岡田千晶
出版社:小峰書店
おすすめ年齢:3歳~
文章量:やや多い
とても優しい口調で語られています♪
冬のある日、ちびちゃんが赤い毛糸のてぶくろを片方おとしました。
この赤い毛糸のてぶくろは、いろんなどうぶつにひろわれ、いろんなどうぶつのところで、いろんなものを温めます♪
うさぎのお母さんのポットを温めたり♪
ふたごのこうさぎのぼうしになって耳を温めたり♪
のねずみたちのお布団にもなります♪
温まっているどうぶつたちがほんとうにかわいい♪
美しい絵にうっとりします♪
美しい絵と文章にこちらの心もあたたまる素敵な絵本です♪
5位 おどりたいの
作:豊福まきこ
出版社:BL出版
おすすめ年齢:3歳~
文章量:やや少ない
森のはずれに美しい音楽の流れる建物がありました。
そこでは女の子たちがバレエを習っています。
その様子を窓の外からのぞいているのは、なんともかわいい白い子うさぎ♪
ひとめで気に入ってしまった子うさぎは、
扉をトントントン。
こころよく受け入れてくれた女の子たちと一緒にレッスンを受けます。
音楽にのって、アン、ドゥ、トロワ♪
「いいなぁ わたしたちも おどってみたい」
いつの間にか窓の向こうは子うさぎのお友達でいっぱいになっていました。
それからは、子うさぎたちと女の子みんなで一緒におどります。
子うさぎたちは自分たちで発表会を開くことにします♪
お花の花びらで作った衣装♪
耳にはピンクのお花のかざり♪
満月の夜、大きなきりかぶが舞台です♪
すてきすてきな子うさぎたちのバレエ発表会♪
子うさぎのおどる姿は心ときめきますよ~♪
ほんとうにかわいいです♪
ここちよい寝かしつけ時間にお役立てください♪
6位 ねむるまえにクマは
文:フィリップ・C・ステッド
絵:エリン・E・ステッド
訳:青山南
出版社:光村教育図書
おすすめ年齢:3歳~
文章量:やや多い
冬が近づき、ねむくなってきたクマは、ねむるまえにみんなに話したいことがありました。
友だちのネズミくんに話しかけますが、ネズミは冬がくるまえに木の実を集めておかなくてはなりません。
クマはネズミといっしょに木の実をさがしてあげました。
友だちのカモくんに話しかけますが、カモは冬がくるまえに南の方へ行かなくてはなりません。
クマは手をのばし風向きをしらべ、カモを見送りました。
友だちのカエルくんに話しかけますが、カエルは冬がくるまえにぐっすりねむれるあったかい場所をみつけなくてはなりません。
クマはカエルにぴったりの場所に穴をほり、いろんな葉っぱを毛布のようにかぶせました。
数か月がすぎて、春がやってきました。
クマはネズミにどんぐりをもっていき、
「おかえりカモくん」カモに声をかけると、すずしい水たまりに案内します。
そして、カエルを日の当たるあたたかいところへだしてやります。
自分の話したいことよりも、友だちをたすけることを優先するクマ。
おだやかで、とても親切で、おもいやりあふれるクマに、こちらの心も満たされる素敵な絵本です♪